弐■店到着

店内に入り、
「まー靴下こうたるゆうてもホンマにケチくさく靴下だけこうたるんちゃうで。夏やから涼しいスーツとか色々いるやろ」

とスーツコーナーへ。

「！！いやいやいや、そんな高いモンこうてもらわれへんから！！俺スーツこの前買って4着もってるから！！！」

といいましたが、大阪コテコテのマシンガントークで打ち消され、
店員さんに早くも「どれがええかいのー」と言っています。

「洋服の青山」は今スーツ２着目1000円というのをやっていて、
ソレを店員さんが猛アピールしていたら、

「おう、　ほな２着目だけかうわ！！」
とおっちゃん。

さらに普通の店員さんに向かって
「なあ店長、俺ここの前の店長さんようしってんねん。名刺ももろたわ。そやけどな、名刺なんか別にいらんねん。それより安なるかっちゅう話や。」

店員さん汗。

「まーこんなんゆうててもな、ここの店は安くはしてくれへんで。
まあまあ上等な店やからな。まあ上等ゆうてもそない上等なモン　ちゃうけど。
あー店長ネクタイなんか選んだってー。
最近は100均でもこんなん売ってるなあー店長。」

店員さん汗。

「俺に口で勝つには50年早いでー」

店員さんにトドメ。
「いやーアハハハー」としか言わなくなった
壊れた人形みたいになってます。

俺爆笑。

ただのタチ悪い客（苦笑）

俺も結構しゃべるほうですが、
おっちゃんの前やとかなりおとなしい男の子になってしまいます。

「お、手に取ったっちゅうことはソレ気にいったんやな。」
と、どんどんカウンターに並べていき、

結局シャツ3枚、ネクタイ3本、ベルト1本、肌着3枚を買ってもらってしまいました。。。

なんとかスーツは断りました。

大阪の口達者な店員さんも黙らせる
恐るべしおっちゃん。