弐■

着替えて、俺が所属し、
大学生活で一番お世話になった、
一番思い出深い
大学祭実行委員会の卒コンに行ってきました。

ホテルの会場を借りて、
総勢120忍でパーティーでした。

俺らがお世話になった大きな大きな存在の
先輩方も、遠路からわざわざ
来てくれました。

生活カツカツやのに、人にお金借りてまで
来てくださった先輩もいました。

そして皆で再会を喜び、
皆で俺らを送り出してくれました。


俺らの、デキの悪いかわいいかわいい
弟、妹たちは、
俺らのために泣いてくれました。

俺の兄貴達は、
俺の肩を力強く抱いて、
魂で俺に熱いメッセージをくれました。

それを魂で感じました。

そして俺の同輩、
こいつらと一緒にホンマにいろんな経験をしてきました。
泣いてるやつもいました。
笑ってるやつもいました。



実は俺、
さっき後輩達からのメッセージや
愛方からの写真つきのメッセージの超大作をみて、

涙と鼻水が止まりません。
もうグジャグジャです。

ロクにこの画面も見えていません。
今からレンタル着物にハカマ返しにいかなあかん
のにこれじゃ外出れないです。

今まで卒業式なんて一回も、
涙一滴たりとも流れたことがないのに、

引越し準備を進めて殺風景になってしまった
この部屋で思いをめぐらせてみると
久方ぶりに涙が押し寄せてきます。

今になって急に
「卒業」
っていうものを目の前に突きつけられたような感覚で、
ちょっと前までのヒトゴトのような感覚は
消えてしまったようです。

ホンマに、
皆、
ありがとう!!

感謝!!!!!!!!!

さようならはマジで言うな!!!
みんなで絶対にまた会おうな!!!

間違いなく、
俺が大学で出会った全ての人は
俺にとって何よりの宝物です。

さびしくなったら、
行き詰まったら、
帰ってきます。

みんなも、
帰ってきて。




ああ、くそう、
なんか、らしくないことを書いてしまいました。

ただ、正直な気持ちをココに吐き出しました。
ご了承を。